『日本経営学会東北部会発 企業家活動と高付加価値』(共編著、2025、文眞堂)

佐々木純一郎先生(弘前大学)とともに編集を担いました。

下畑が編集代表として取りまとめと編集作業のほか、まえがき、序文「地域中小企業によるこう付加価値をもたらす取り組み」、第1章「中小企業が置かれた状況」、3章「分析枠組」を執筆しました。出版できたのは、研究者の先達である佐々木先生が編集者として見守っていただいたこと、今後の研究活動のためにも編集の多くを任せていただけたことに拠るところが大きいです。

概要

本書は、地域中小企業の企業家が、自社の製品・サービスに高付加価値をもたらす取り組みに対して、意思決定時点において予期しうる成果を一時的にではなく、継続かつ安定してその成果をもたらす(「意思決定から成果とその安定化まで」)に至ったメカニズムに着目しました。理論編、そして事例編を通じ、地域中小企業の企業家が「意思決定から成果とその安定化まで」のプロセスに果たす役割の一般化を図りました。また、本研究を通じ、地域中小企業が力強く成長するためのヒントとなるように、中小企業の経営者に向けた本でもあります。

 

 


目次

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